当社は、2つの課題に取り組むために100%EV(電気自動車)のラストワンマイル事業をスタートさせました。
1.ゼロ・カーボンドライブによる脱炭素社会の実現
物流におけるラストワンマイルとは、最終拠点からエンドユーザー様への物流サービスです。現状、配達手段として自動車は欠かせない存在ですが、一方で自動車の排気ガスは、大気汚染を引き起こすなど、大きな環境問題も抱えています。
また、私自身、幼少期から喘息を患っており、自動車の排気ガスで発作を起こした経験があり、長く環境問題・大気問題を考えておりました。
この課題に対して、100%EVでラストワンマイルに携わることで環境問題の改善に努め、地域の安心に繋がるように取り組んでまいります。
2.地域に密着した共助力の強化
東日本大震災直後、知人を介して福島県へ支援物資の輸送、ボランティアで現地の子供たちと時間を共有する中で、たくさんの悲しみや苦しみを抱えながら生活をしていた避難者に対し自分の無力さを痛感し、いつ起きるかわからない災害の怖さを実感しました。
また、阪神・淡路大震災では、地震によって倒壊した建物から救出された9割が、家族や近隣住民によって救出されており、救助隊によって救出された方は1.7%という調査結果があります。
このような「いつ起きるか予測が難しい」かつ「今後確実視されている」災害時に対応するため、当社社員並びに契約ドライバーの方々は「緊急避難誘導員」という防災資格を取得し、地域の方々と協力して共助による地域防災力を強化することで、安心して生活できる地域づくりを目指します。
私たちは、EVを通じて今までにない新しい形で、カーボンニュートラル、地域貢献を先導しながら、1000台規模の運送会社へ成長を目指します。
株式会社EVA 代表取締役 青山貞凡